今年は予想外に早く台風が列島を縦断しました。例年の感じだと8月初旬の台風は大陸の方に逸れていくことが多かったような気がします。
年々被害が増加していく台風に対して、心配や不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
今回は、簡単にできる台風対策などをお伝えできればと思います。
くれぐれも台風対策の準備として屋根の上に上がって修理などはしないように!!
備えて安心。強風や台風から住まいを守る
近年の台風の大型化により、住宅への被害は深刻なものになっています。なかでも、窓ガラスが割れたり、屋根が飛んでしまったという被害が起きると、修理するのも大変ですし怪我をしてしまう危険性も。
本格的な台風シーズンの目に事前にできる台風対策をして少しでも家族と住まいを守りましょう。
強風や台風対策で注目したいポイントが「窓」
台風の時、風で飛ばされた物が窓ガラスにぶつかり窓が割れてしまったというニュースを聞くことはありませんか。
割れたガラスは破片自体が危険なだけでなく、窓ガラスが割れたことで強い風が窓から室内へ一気に流れ込み、屋根が吹き上がってしまうという危険性もあります。
窓の対策に注目して、台風に備えてみましょう。
強風や台風の前にやっておきたい窓の対策
強風や台風はいつやってくるかわかりませんが、毎年のように被害が出ています。家族の身を守ることを第一に、無理をせずできる範囲の対策をしましょう。
「屋外のものを家の中にしまう」
風だけで窓ガラスが割れる心配は少ないですが、風で飛ばされたものがぶつかり窓が割れる危険性があります。
強風や台風が来る前に普段家の外にある植木鉢、ゴミ箱、自転車などは、家の中や倉庫などにしまうか固定して飛ばないようにしましょう。
「ガラスの飛散をふせぐ特殊な窓ガラス」
シャッター・雨戸が設置しづらい窓の対策としておすすめなのは「防犯合わせ複層ガラス」。ガラスの間に特殊な金属膜を挟み込み、ガラスが割れにくいだけでなく、万が一ガラスが割れてもガラスの破片が飛散しにくいための安全です。
「シャッターや雨戸を後付け」
最近の住宅はシャッター・雨戸をつけていないところもありますが、窓をしっかり守るのに最適なのは、やはりシャッターや雨戸。
台風対策だけではなく、防犯対策にもなります。また古くなったシャッターや雨戸を交換することもできます。
まとめと一言【そしてもっと必要なこと】
今回は台風などで一番被害の出やすい窓の対策についてお話ししましたが、台風の対策で気を付けるべきところは他にもあります。
一番確認していただきたいのは、お住まいの地域の地域のハザードマップです。
マップからはいろいろなことが分かります。自分の住んでいるところは水害のエリアなのか、土砂災害のエリアなのか、近隣の避難場所はどこにあるのか、家族と離れているときに災害に巻き込まれた時の連絡方法や集合場所はどのようにするか。
災害にあった場合に起こるいろいろなことを平時のうちに想定して話し合っておくことは非常に重要です。
本格的な台風シーズンに差し掛かる前にぜひ家族で話し合ってみてください。
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