何かが壊れたり、ライフスタイルの変化があって、いざリフォームをしよう!と思ったときに初めに何をしたらいいかってわからないですよね。
ホームページで情報収集?業者に電話する?
いやいやその前にすることがあります。
いろんなお客様を対応していると意外にそれをしていない方が多いんですよ。
今回は情報収集や業者に連絡する前にやっておくべき基本的なことをお伝えします。
この準備編を見たらぜひこちらもご覧ください!
「初めてのリフォーム&リノベ。業者の選び方とノウハウ。」をご覧ください!
初めてのリフォーム&リノベの進め方。やりたい事やるべき事を確認。
一番最初はやはりやりたいことを考えて細かくリストアップです。
「いやいや、やりたいことは決まってるでしょ。」と思う方。
リフォームの依頼があってお客様のお宅に伺ったときこれが、定まってない方がめっちゃ多い。
このやりたいことの確認は、最初の段階で細かく考えておいた方があとあとスムーズになります。
業者側が「できる担当者」であれば、しっかりとヒヤリングして導いてくれるかもしれませんが、そうでなければ、業者の言うがままになってしまうこともあります。
例えば、お風呂が古くなったから新しいものに交換したいという場合に
ただ交換したいということだけでなく、現状と同じグレード感で交換するのか
シャワーはよい機能のものを使いたいとか、今度は浴室乾燥機をいれたいとか
掃除がめんどくさくて不便だから改善したいなどなど
自分で考えられる限りのことを想像してみてください。
家族で話し合いそれぞれの意見も考慮する。
そして、上記で決めたことを一緒に住む家族同士で話し合ってください。
これは必ずやっておいた方がいいです。
やりたいことを細かく確認してもその意見が他の家族と同じとは限りませんよね。だいたい、夫婦でも意見が違えば親子でも家に求める要望はまるで違います。
その価値観を事前に修正しておかないといざ業者を呼んで話しても話がまとまりません。
時間をかけて丁寧にすり合わせていくという方法もありますが、一発目の見積もりではほぼ希望のものが出てこなくなってしまいます。
相見積もりを取っていることも多いと思うので、一回の打ち合わせである程度精度の高い見積もりを出してもらわないと比較になりませんよね。
そのためにもここの作業は業者を呼ぶ前に済ませておくのが無難です。
データに残したり紙に書いてまとめて残しておく。
今まで話し合ったことはデータに残しておいてくださいね。
パソコンに入力してもいいですし、ノートなどに残しておいてもいいと思います。
書き出すといろいろなことに気づくきっかけにもなりますし、業者さんを呼んだ時の説明にも便利です。
とくに複数の業者さんを読んだ時などは同じ説明ができるので助かります。
それにスケルトンリフォームやリノベーションでは打ち合わせ期間も長くなります。
打ち合わせを重ねていくと様々なことを決めていかないといけないので意外に最初の希望から離れてしまったり、そもそもリフォームをしようと思った理由などが薄れてしまうことが良くあります。
そんなときも、最初のデータが残っていると立ち戻ることができますので家族内でお話しするときもぜひ記録を残しておいてください。
必ずやるべき情報収集と事前準備
まず、リフォームの規模にもよりますが家の設計図などがあれば用意しておきましょう。
リフォームの仕事をしていると築20年前後のお家が非常に多いのですが、驚くことに建築図書(設計図など)がどこにあるかわからなくなっている家が少なからずあります。
お家を管理していくにあたり非常に大切な書類なので、これを機に置く場所を決めて管理するようにしましょう。
その上で事前に情報収集をしましょう。なんてことを言うと。
「調べるのはめんどくさいからとりあえず業者を呼んで話を聞けばいいよ!」なんていう方もいそうですね。
確かにそれでもいいとは思いますが実はデメリットもあります。
1自分で調べる手間を怠ると自分の希望を自分自身でしっかり把握できない
2業者側の都合のいい情報しか聞けない
3相見積もりをとっても比較できない
このデメリットはリノベを成功させるうえで結構大きいものですよね。
結果リノベしてもイマイチな出来に終わってしまったりするので情報収集はできるだけやっておいた方がコスパがいいですね。
先ほど書き出したやりたいことを考えながら自分はどんな雰囲気が好きなのか、新しくする設備にどんな機能があって自分の要望を満たすにはどんなものが必要か?
その上で優先順位が高いものは何か?などなど事前に情報を集めてこそ明確になることもたくさんあります。
情報収集にはWEBだけじゃなく雑誌もぜひ使ってみてください!
紙媒体は一気にまとまった情報に触れられ、イメージが定着しやすいメリットがあります。
しかも、あとからさかのぼって見やすい!
もちろん、WEBはフル活用です。使いやすいのはサブスク(定額)で多くの雑誌を見れるサービスです。
多くのリフォームやインテリアの雑誌が見放題になるのでリフォーム&リノベ計画中の2~3か月だけ契約してフル活用しましょう。
まとめと一言
仕事でリフォームのヒヤリングに伺うと事前準備や家族間で話し合いをされていない方が結構な割合でいます。
行ってお話ししてみると家族間で要望の違いが発覚しその調整で時間がかかったり、はたまたその相違について収集つかなくなり2パターンでプランニングすることになったり。
それでも業者さんは、話を伺ったうえでよりベターな提案をしてくれると思いますが、事前にまとめておいた方がうまくいくのは間違いないです。
リフォーム、リノベーションを成功させるにはある程度の事前準備が必要となります。家族の話し合い、情報収集などやっておくことでより成功に近づけることができます。
ここまでやったうえでリフォーム会社に連絡します。
じゃあどんな会社に連絡するかは、予備知識も含めて次の機会にお話ししましょう。
お時間ある方はぜひ下の記事も参考にしてみてください。
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