今年の夏は窓を開けて換気を心掛けている方も多いと思います。ただ、暑くなってくると熱中症お心配ですから、エアコンも上手に使いたいですよね。
せっかく冷房をかけて冷やした室内の空気を換気で入れ替えたら電気代がかかりそう・・・。
そんな疑問もあわせて、エアコンを使いながら上手に換気する方法をお知らせします。
エアコンを使いながら効率的な換気
まず大前提として夏場の暑い時間帯はためらわずにエアコンを使いましょう。ただ、室内の空気を取り込み、冷やしたり温めたりするエアコンは部屋の中と外の空気を入れ替える換気ができません。「24時間換気設備」がある場合は常に稼働させておくことも大切です。
そして涼しい時間になったら窓を開けるなどの対応に切り替えていきましょう。効率的な換気で室内を快適にしましょう。
入口と出口で風の通り道を作り節電
夏場に外から帰ってきて部屋に熱がこもっている場合はまず窓を開け換気してからエアコンをつけましょう。換気により部屋の温度が下がることでエアコンを効率的に使うことができ節電もできます。
窓が一つしかない場合は部屋のドアを開けサーキュレーターや扇風機を窓に向けて室内の空気を外に出しましょう。他にも」キッチンの換気扇を使うのも有効です。キッチンの換気扇から離れた窓を開けてレンジフードをオンにすると程よく風の通り道ができます。
環境省によると換気の目安は30分に1回以上、数分間程度窓を開けること。とあります。
窓は空気が流れるように入口と出口の2か所をあけ、なるべく離れた対角線に風が通るようにすると効率的です。
エアコンはつけっぱなしの方が消費電力が少ない?
皆さんもご存じの通りエアコンが最も多く電力を消費するのは、外気温と設定温度の差が大きい運転開始直後。
ちょっとしたお出かけならこまめに入り切りするよりもつけっぱなしの方が実はお得なのです。
ここまでは、最近では多くの方が知っていること。では、ちょっとしたお出かけってどのくらい??って思ったことありませんか?
実は、空調のトップメーカーであるダイキンさんがガチで検証しているデータがあったのでご紹介したいと思います。冬の暖房と夏の冷房の両方を検証していましたが、今回は冷房についてご報告させていただきます。
かなり細かく条件が設定されていましたので、詳細はダイキンさんのページにお願いするとして、こちらでは皆さんの知りたい「時間」を発表したいと思います。
9:00~18:00の間であればズバリ
「35分」以上外出する場合は電源を切った方が節電になります。
「短か!!」と思いました。正直1~2時間くらいまではつけっぱなしの方が節電になりそうかなと思っていましたが、全然そんなことなかったですね。
ただ、時間をあけて戻ってくるときにどうしても暑い部屋に戻るのが嫌な場合は、タイマーを使い自動運転モードを使ってみてください。
最近のエアコンはとても優秀で自動運転モードは最適な効率で部屋を設定温度にしてくれた上で維持してくれます。普段から多用していただければ節電に貢献してくれます。
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