最近ではスタンダードになってきた「節水トイレ」。環境負荷を減らせることでも注目されています。
そうなんです。実は節水すると二酸化炭素も削減できるんです。
とは言え、知りたいのはどのくらいお得になるかですよね?
今回は古いトイレから交換した時にどのくらいお得になるかや「ぶっちゃけどのくらいでモトとれるの?」をメーカーさんのデータを使って調べていきましょう。
節水ってどのくらい?トイレの基本編
皆さんは自分の家のトイレで水を流すときにどれくらいの量を流しているか知ってますか?
まず基礎知識として90年代半ばまでのトイレは「大」で13リットルの水を流していました。
そして2000年代半ばまでは「大」で8リットルの水を流していました。
そして、2005年頃には現在の節水トイレの仕組みを使った6リットルの商品が出てきました。
現在、節水トイレの主流は4~5リットル。
以前のだいたい37%程度の水で流せるようになっています。
設置状況や機種によって4リットルと6リットルという商品もあります。いずれにしろ、だいぶん少なくなりました。
わたしがこの業界に入った時にはまだ節水トイレなるものは出てませんでした。
確か15年前くらいに当時のINAX(現LIXIL)が6リットルで流すトイレを出したのが
節水競争の始まりだったと思います。
それを考えるとこの10年で1リットルの節水にしかなっていないわけですから
当時の製品の完成度はかなりのものだったんでしょうね。
さすがトイレ先進国日本!!
節水トイレにするといくら得するの?
さて1回13リットル流していたお水が4.8リットルになったらどのくらいの差になるでしょうか?4人家族の場合1日あたり150リットルの削減ができます。
金額にして年間14,200円お得になります。ざっと10年で142000円です。これはなかなかの金額ですね。
節水トイレをリーズナブルに交換する相場は10~15万程度、ウォシュレットは別途といった具合ですが、7年から10年くらいで交換代金の元が取れるということになります。便器とタンクの寿命はメンテナンスをすれば20年を超えますから、交換したほうがコスト的にも環境的にもメリットがあるということになります。
なので、環境のためにもぜひ交換をお勧めしたいですね。
ウォシュレットの評判
東京オリンピックでは、トイレの評判もすごい良かったですね。一時は海外旅行者が日本のウォシュレットを買っていくということが結構あったようです。
変圧器かましてまで、本国で使用しているとか・・・。海外は200Vが多いので。そこまでして、日本のウォシュレットにニーズがあったんですね。
ちなみに、ウォシュレットはTOTOの商品名なので他社製のものは他の呼び方になります。LIXILの商品はシャワートイレ、パナソニックはビューティートワレなど度呼びます。
印鑑のシャチハタみたいなものですね。シャチハタは社名ですが、ゴム印鑑の代名詞になっています。それだけTOTOのウォシュレットはシェアと知名度ともに抜群ということですね。
一般的には温水洗浄便座と呼ばれています。今は温水洗浄便座=ウォシュレットになってますよね。
話がそれましたが今日の本題は、一昔前のトイレから現在主流のトイレにするとドンくらい水道代安くなるのって話です。
まとめと一言
そもそも、トイレの節水は夏に発生する渇水の対策として出てきた経緯もあります。
今では、CO2削減にも貢献していますが僕たちの生活や環境を守るために生まれてきた商品なんです。
だから、環境にも貢献できます!!!
ということで、興味のある方はご検討されてみては???
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